デジタル×アナログのコラージュと抽象を読む「書」、川上俊と宮村弦のコラボ展示

デザイナーの川上俊と書家の宮村弦によるコラボレート展『SHUN KAWAKAMI + GEN MIYAMURA EXHIBITION OF GRAPHIC ARTS AND CALLIGRAPHY』が、4月2日から3331 Arts Chiyoda内の+81 Gallery+Labで開催される。なお、本展は+81が新しくプロデュースするギャラリーの初展示となる。

川上は広い視野でデザインとアート双方から多方面への活動を行うアーティスト。同展では、バルーンアーティストのDaisy Balloonを迎え「balloon」をテーマに『as vase』を制作する。数字やアルファベットを花器に見立てたコラージュ作品の続編で、デジタル表現の中に大胆にアナログ素材を取り込み生気溢れる画面を実現するという。

対する宮村は文字美・墨象美の昇華を図るべく、様々な媒体で前衛的な表現を行ってきたアーティスト。本作『Image langue』はグラフィックアートとしての書であり、抽象を「読む」実験作となる。48の「点」の墨象作品を「あ」~「ん」までのひらがなに再定義し、作品のモチーフとなる言葉の組み合わせに従って再構築する。

SHUN KAWAKAMI + GEN MIYAMURA
EXHIBITION OF GRAPHIC ARTS AND CALLIGRAPHY

2010年4月2日(金)~4月18日(日)
会場:+81 Gallery+Lab(3331 Arts Chiyoda 2階)
時間:12:00~19:00

オープニングレセプション

2010年4月3日(土)
時間:18:00~21:00
トークセッション:19:00~

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