東野祥子が世田谷美術館でソロパフォーマンス、虚構と現実を行き交う独自のダンス

「建築と身体」をテーマとしたダンスプログラム『INSIDE/OUT 2010』が、7月31日と8月1日の2日間、世田谷美術館にて上演される。

同プログラムは、昨年12月に気鋭の3人の振付家が館内外でパフォーマンスを展開し、大きな反響を呼んだ『INSIDE/OUT建築の時間・ダンスの瞬間』に続く第2弾。今回はダンスカンパニー・Baby-Qを主宰し、国内外で注目される振付家・ダンサーの東野祥子によるソロ作品を上演する。

様々な場所でダンスの回路を切り開きながら、Baby-Qでは身体を軸にダンスを織り成す要素をコラージュし、虚構と現実が交錯する独自のダンス世界を発信し続けている東野祥子。今回上演する『I am aroused..............Inside woman』は、2008年に初演したカンパニー作品『私はそそられるI am aroused』を再構築したソロ作品。美術館のシンボルである樹齢百数十年のクヌギの大樹や、暮れゆく時間の変化などの自然環境に彼女が触発されて生まれた作品だという。

夏の夜、東野の生来の踊り手としての傑出した身体、音、映像で切り取られたその空間で何が起こるか、ぜひ注目してほしい。

東野祥子ソロダンス
『I am aroused..............Inside woman』

2010年7月31日(土)、8月1日(日)
会場:世田谷美術館 くぬぎ広場周辺
時間:18:30開場 日没とともに開演
構成・演出・振付・出演:東野祥子
音楽:カジワラトシオ
映像:斉藤陽平
料金:1,500円(各日定員150名、当日先着)

(画像上:「私はそそられる "I am aroused"」(写真:井上嘉和)、画像下:前回の「INSIDE/OUT」より『etude』振付・出演=鈴木ユキオ 出演:安次嶺菜緒、加藤若菜 音楽:内橋和久 照明:藤本隆行(ダムタイプ))

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