アカデミー賞候補作が発表、『アバター』と『ハート・ロッカー』が最多9部門

『第82回アカデミー賞』の候補作品が、現地時間の2月2日に発表された。同賞はの対象となるのは、授賞式前年の1年間にアメリカ国内の特定地域で公開された作品。また映画産業全般に関連した業績に対して授与される。

今年からノミネート枠が5作品から10作品に増えており、ノミネート作品は、『アバター』、『しあわせの隠れ場所』、『ハート・ロッカー』、『イングロリアス・バスターズ』、『マイレージ、マイライフ』、『第9地区』、『カールじいさんの空飛ぶ家』、『17歳の肖像』、『A SERIOUS MAN(原題)』、『プレシャス』の10作品となった。

中でも今年の最多ノミネート作品となったのはジェームズ・キャメロン監督作『アバター』とキャスリン・ビグロー監督作『ハート・ロッカー』。それぞれ9部門にノミネートされており、両監督は元夫婦でもあることから、どちらが栄冠を手にするか注目が集まっている。

なお、宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』は、長編アニメーション部門のノミネートが期待されていたが、選出にはいたらなかった。授賞式は3月7日にロサンゼルスで開催される。

『第82回アカデミー賞』作品賞ノミネート作品

『アバター』
『ハート・ロッカー』
『しあわせの隠れ場所』
『イングロリアス・バスターズ』
『マイレージ、マイライフ』
『第9地区』
『カールじいさんの空飛ぶ家』
『17歳の肖像』
『A SERIOUS MAN(原題)』
『プレシャス』

(画像上から:『アバター』©2009 TWENTIETH CENTURY FOX、『ハート・ロッカー』©2008 Hurt Locker, LLC. All Rights Reserved.、『第9地区』©2009 District 9 Ltd All Rights Reserved.、『17歳の肖像』、『マイレージ、マイライフ』©2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved.)

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