グラフィックデザイナー稲葉英樹が表現する、緻密で周到なマジックファンタジー

国内外で高い評価を受けるグラフィックデザイナー・稲葉英樹の個展が、福岡・三菱地所アルティアムで2月19日より開催される。

時代を画したアート&クリエイティブマガジン誌上で革新的なデザインを展開し、グラフィックの可能性を大きく拡大してみせた稲葉は、コンピュータをツールとしての表現をはじめた第1世代として高い評価を得ている。

同展のテーマはプリント。稲葉の作品のアウトプットは、コンピュータの中で生成したイメージを印刷という技術を介すことで「美」を出現させるもの。自身の表現を0と1の集合体以上の高みに引き上げる、緻密で周到なマジックであり大胆な作風が魅力だ。

稲葉が追究してきた「グラフィック」の芸術表現が詰まった今回の個展は、あらゆるジャンルのビジュアル表現に関心を持つ人々にとって必見だろう。

『HIDEKI INABA 9010 稲葉英樹展』

2010年2月19日(金)~3月15日(月)
会場:三菱地所アルティアム(福岡・中央区)
時間:10:00~20:00
料金:一般400円 学生300円 高校生以下無料

オープニングレセプション

2010年2月19日(金)
会場:三菱地所アルティアム
時間:19:00~20:00

(画像中:"relax" 2004, Print Line version 2008 cHideki Inaba、画像下:"NEWLINE 2" 2005 cHideki Inaba)

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