俯瞰された群像の姿から人間の内面に迫る大田ゆら個展、閉店が決定したshin-biで開催

大田ゆらの2年ぶりとなる個展『大田ゆら展 ―とどまる領域―』が、4月29日から京都のアートスペース「shin-bi」で開催される。

大阪生まれの大田ゆらは、上空から見下ろすかのような視点で人々の日常の様々な場面を描き続けているアーティスト。俯瞰された小さく佇む人々を客観的に見つめる大田の視線の根底には、共にある存在としての温かな愛情を垣間見ることができる。

同展ではそんな作品を通して、描かれる1人1人の心情を探り、最終的には人の心の中に潜む美しさや醜さ、善と悪といったものにまで迫る。「不思議に形を変えながら、一瞬たりともとどまることないひとの心の中を、とらえてみたい。」と大田本人は言葉をそえている。

なお、会場となるshin-biは7月末日をもって閉店が発表された。今後はリニューアルを経て、再出発する意向が明らかとなっている。

大田ゆら展
『とどまる領域―』

2010年4月29日(木)~5月23日(日)
会場:shin-bi(京都・烏丸)
料金:無料

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