容疑者は自分自身、失った記憶に潜む衝撃の連続殺人事件描く『殺人犯』

アジア各国で上映されるや否や物議を醸し出した衝撃作『殺人犯』が、6月5日より日本国内で公開される。

同映画は、昨年夏に香港およびアジア各国で上映された際に、内容があまりにも衝撃的だったことで、賛否両論の物議を醸しだしたことでも知られており、中国本土においての上映では、題名とエンディングまでもが差し替えられるという事態になった作品だ。

香港警察特捜班主席警部のレン・クォンは、タイ警部と共に連続殺人事件を追っていた最中、事件に巻き込まれ気絶した状態で発見された。同僚クァイと事件を追うが、事件に使われていた凶器が自分のものだったことを知ったレンは、混乱する記憶の中で彷徨う。謎が深まる中、これまでの殺人事件の被害者と一緒に写った写真を見つけ、自分の記憶から消えていたある人物の姿が映っていることに気づいた。その人物の正体と衝撃の新事実を知った時、レンは更なる狂気の淵へ自ら足を踏み入れていく。

監督は、同映画で鮮烈な監督デビューを飾った新人、ロイ・チョウ。主人公・レンを演じるのは、香港芸能界で四天王の1人として長年に渡り人気トップスターとして活躍するアーロン・クォック。妻役には台湾の知性派女優チャン・チュンニンが起用された。またチョン・シウファイ、チン・カーロッ、チェン・クアンタイや、香港の天才子役タム・チュンヤッといった個性派俳優が脇を固めている。

『殺人犯』

2010年6月5日(土)よりシネマート六本木ほか全国順次公開
監督:ロイ・チョウ
出演:
アーロン・クロック
チャン・チュンニン
チョン・シウファイ
チェン・クアンタイ
チン・カーロッ
ウォン・ヤウナム
ジョシー・ホー
タン・チュンヤッ
ドン・ヨン
ミシェル・イエ
リン・ワイキン
配給:ツイン

(画像:©2009 UNIVERSAL STUDIOS & HERO FOCUS GROUP LIMITED & SIL-METROPOLE ORGANIZATION LTD. ALL RIGHTS RESERVED.)

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