オンナ寿司など西洋人がみる日本文化を表現、Boris Hoppek日本初個展『Ever』

幅広い活動を行うドイツ人アーティスト・Boris Hoppekの日本初個展『Ever』が、東京・南青山のDIESEL DENIM GALLERY AOYAMAで7月12日まで開催されている。

DIESEL DENIM GALLERY AOYAMAでは新進気鋭アーティストのサポートを積極的に行っており、過去にも若手新進建築家の谷尻誠など様々な分野で注目のクリエイターを起用しており、新進作家の登竜門としても注目を集めている。

Hoppekは、1970年ドイツ生まれでバルセロナ在住。インスタレーションやドローイング、写真、映像、雑誌制作などその活動は多岐に渡る。

一見素朴でかわいらしく見えるが、彼の作品は人種差別、暴力、セックス、女嫌いなどを題材とした、ブラックユーモアに溢れている。昨年はバルセロナ、ハンブルグ、パリで個展を開催するなど、世界中のストリートやギャラリーにて作品を発表し勢力的に活動中。IdN, Elephant、Nicoなど多数の雑誌、新聞などにも取り上げられた。

同展では、Hoppekが常に題材としている「ありふれたもの」を今までになかった斬新な形で紹介。「西洋人がみる日本文化」をテーマに、日本人は変態プレイにはまっているという「LV For Ever」、日本食・女体盛り・ボンデージというコンセプトをベースに描かれたオンナ寿司「Sushi For Ever」、Hoppekに大きな影響を与えた日本の春画をベースに描かれたシリーズ「Shunga For Ever」の3シリーズで構成され、会場ではBoris Hoppekのオリジナル限定Tシャツやアート作品も販売される。

Hoppek独自の視点により表現された「日本」は、衝撃的で観たものを圧倒し魅了するだろう。ギャラリー一面に広がる彼の突き抜けた世界へ足を運んでみてはいかがだろうか。

DIESEL DENIM GALLERY ART EXHIBITION #12
Boris Hoppek
『Ever』

2010年4月21日(水)~7月12日(月)
会場:DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA 2F(東京・南青山)
時間:13:00~20:00
休館日:不定休
キュレーター: Kimiko Mitani Woo、MW Company

(画像:Photo: Ken Kato)

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