ムロジェックの大作『タンゴ−TANGO−』を長塚圭史が演出、森山未來ら出演

ポーランド演劇界の巨匠・ムロジェックの集大成作品を長塚圭史演出で贈る舞台『タンゴ−TANGO−』が、11月5日より東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンにて上演される。

親世代が破壊し尽くした秩序の再建を求め、家族を相手に革命を決起する青年・アルトゥル。理論を軽々と飛び越える従妹・アラの強靭さに手を焼きつつ、彼女と伝統的な手法で結婚をすることで新しい価値観を創造しようと試みる。そこには反抗すべき体勢を見失い、どこか満たされずに迷走を続ける現代社会が映し出されることだろう。

シニカルなユーモアと滲み出る狂気で本作を彩るのは、日本演劇界の期待を背負う演出家・長塚圭史。物語を牽引するアルトゥルを森山未來が演じ、彼を翻弄する面々を吉田鋼太郎、秋山菜津子、片桐はいり、辻萬長、奥村佳恵、橋本さとしが演じる。

チケットの一般発売は8月21日からスタートする。

『タンゴ−TANGO−』

2010年11月5日(金)~11月24日(水)
会場:Bunkamuraシアターコクーン
時間:13:00~、19:00~
作:S.ムロジェック
美術:串田和美
演出:長塚圭史
出演:
森山未來
奥村佳恵
吉田鋼太郎
秋山菜津子
片桐はいり
辻萬長
橋本さとし
料金:特設S席9,000円 S席9,000円 A席7,000円 コクーンシート5,000円

(画像:©渞 忠之)

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