ナタリー・ポートマン、鬼気迫るバレリーナ役でバレエ団のダークサイドを描く

ナタリー・ポートマンが若きバレリーナ役を演じる心理スリラー映画『ブラック・スワン』(仮題)が、9月1日から開催されるベネチア国際映画祭のコンペティション部門オープニング作品として上映される。

同作の主人公は、ナタリー・ポートマン演じるリード・ダンサーのニナ。自らの人生をすべて踊りに捧げていた彼女のもとに、新シーズンのオープニング作品「白鳥の湖」の主役候補の話が舞い込む。しかし、ニナにはライバルとなる新人ダンサーのリリーの存在があった。2人の若きバレリーナは敵対心から、ねじれた友情を発展させていく。そしてニナは自分を崩壊させかねない危険な方法で、自らのダークサイドを見出していくことになる。

監督は、『π』『レクイエム・フォー・ドリーム』『レスラー』などで知られ、美しい映像と緻密な脚本による心理描写で定評のあるダーレン・アロノフスキー監督。二面性を併せ持つスワンの女王役を演じる若きバレリーナを演じるナタリー・ポートマンの鬼気迫る演技をはじめ、ヴァンサン・カッセルら若手実力派俳優を揃えて送る最新作として今後の賞レースからも目が離せないだろう。

日本国内での公開は2011年春を予定している。

『ブラック・スワン』(仮題)

2011年春TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:マーク・ヘイマン、アンドレス・ハインツ、ジョン・マクラフリン
製作:マイク・メダヴォイ、アーノルド・メッサー、ブライアン・オリバー、スコット・フランクリン
キャスト:
ナタリー・ポートマン
ヴァンサン・カッセル
ミラ・クニス
バーバラ・ハーシー
ウィノナ・ライダー
ほか
配給:20世紀フォックス映画

(画像:©2010 Twentieth Century Fox.)

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