前田司郎の小説『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』が映画化決定

劇作家・小説家の前田司郎による小説『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』の映画化が決定。主演を竹野内豊が務めることがわかった。

劇団「五反田団」の主宰である前田は、小説『夏の水の半魚人』で三島由紀夫賞を受賞したほか、小説『グレート生活アドベンチャー』で芥川賞候補、戯曲『生きてるものはいないのか』で岸田國士戯曲賞に輝くなど、高い注目を浴びている劇作家。今年は舞台芸術の祭典『フェスティバル/トーキョー10』で新作公演『迷子になるわ』を披露したことも記憶に新しい。

『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』は、長い同棲期間を経たため、新婚でありながら既にけん怠期を迎えている大木信義と咲が、五反田のデパートの屋上で手に入れた地獄旅行のパンフレットをきっかけに、奇妙な旅路に迷い込んでいく物語。なお、同作は前田作品初の映画化となり、監督は『GSワンダーランド』の本田隆一が務める。

公開は2011年5月を予定。なお、CINRA.NETでは前田司郎の原点に迫るインタビューを公開中。こちらもあわせてチェックして欲しい。

『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』

2011年5月公開予定
監督:本田隆一
原作:前田司郎『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』(幻冬舎)
出演:
竹野内豊
水川あさみ

(画像:前田司郎)

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