小劇場が舞台の『こまばアゴラ映画祭』、入江悠、柴田剛ら参加の公開座談会も

舞台空間と客席が密接した小劇場を舞台にした映画祭『第一回こまばアゴラ映画祭』が、2月22日から1週間にわたって開催される。

強い親和性を持ちながらも、ジャンルを越えた双方への理解が生まれづらい現状を持つ「映画」と「演劇」。同映画祭は、そんな2ジャンルの架け橋となるべく「こまばアゴラ劇場」での上映を実現し、クロスカルチャーの基本に根差した多元的な劇場の姿を提案する。

期間中は、真利子哲也監督『イエローキッド』や柴田剛監督『おそいひと』をはじめ、ハイバイの岩井秀人監督『金子の半生』、瀬田なつき監督『彼方からの手紙』、横浜聡子監督『ジャーマン+雨』、板倉善之監督『にくめ、ハレルヤ!』などの作品を上映。

さらに、俳優、評論に興味を持つ人を対象としたワークショップや、入江悠、柴田剛といった監督勢をはじめ、様々な映画人・演劇人が参加した公開座談会といったイベントも開催。映画と演劇の現在、未来を多角的に検証する。


『第一回こまばアゴラ映画祭』

2011年2月22日(火)~2月28日(月)
会場:東京都 こまばアゴラ劇場

上映作品:
『歓待』監督:深田晃司(劇場支援会員限定・特別試写)
『金子の半生』監督:岩井秀人
『ざくろ屋敷 バルザック「人間喜劇」より』監督:深田晃司
『フーガの技法』映画作家:石田尚志
『部屋/形態』映画作家:石田尚志
『海の映画』映画作家:石田尚志
『Reflection』映画作家:石田尚志
『喧嘩安兵衛』※活弁付き無声映画(弁士:坂本頼光)
『血煙荒神山』※活弁付き無声映画(弁士:坂本頼光)
『太郎さんの汽車』※活弁付き無声映画(弁士:坂本頼光)
『PASSION』監督:濱口竜介
『ルックオブラブ』監督:植岡喜晴
『にくめ、ハレルヤ!』監督:板倉善之
『国道20号線』監督:富田克也
『罠を跳び越える女』監督:桝井孝則
『おそいひと』 監督:柴田剛
『微温』監督:今泉力哉
『ジャーマン+雨』監督:横浜聡子
『GOGOまりこ』監督:前野朋哉
『脚の生えたおたまじゃくし』監督:前野朋哉
『彼方からの手紙』監督:瀬田なつき
『NN-891102』監督:柴田剛
『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』監督:横浜聡子
『金子の半生』監督:岩井秀人
『子寶騒動』監督:斎藤寅次郎 ※活弁付き無声映画(弁士:坂本頼光)
『雷電』監督:マキノ省三 ※活弁付き無声映画(弁士:坂本頼光)
『イエローキッド』監督:真利子哲也
『東京人間喜劇』監督:深田晃司(劇場支援会員限定上映作品)
『美しい術』監督:大江崇允
『選挙』監督:想田和弘
ほか

料金:
前売1,000円 前売・学生シニア800円 前売・高校生以下300円
当日1,400円 当日・学生シニア1,200円 当日・高校生以下500円

『俳優向け演技ワークショップ』

2011年2月24日(木)9:30~14:30
講師:古舘寛治(俳優)

『評論ワークショップ』

2011年2月25日(金)9:30~12:30
講師:
金子遊(映像作家)
若木康輔(ライター)
皆川ちか(映画ライター)
WSコーディネーター:田野邦彦(青年団演出部)

料金:一般2,000円 学生シニア1,600円 高校生以下1,000円

座談会vol.1
『演技と演出を考える』

2011年2月25日(金)
時間:20:15~22:00

ゲスト:
今泉力哉
大江崇允
柴田剛
古舘寛治
前野朋哉
ほか

座談会vol.2
『映画とお金を考える』

2011年2月28日(月)
時間:18:30~21:00

ゲスト:
入江悠
七里圭 
田中誠一
平澤竹識
藤井光
本広克行

(画像上から:『第一回こまばアゴラ映画祭』メインイメージ、『おそいひと』、『彼方からの手紙』監督:瀬田なつき ©東京藝術大学大学院映像研究科、『にくめ、ハレルヤ!』監督:板倉善之 ©思考ノ喇叭社、『ジャーマン+雨』監督:横浜聡子 ©横浜プロ)

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