アートライター兼キュレーターの工藤キキがイラストレーターとして個展デビュー

アートライターの工藤キキが、3月5日より東京・馬喰町のオルタナティブスペースCULTIVATEにて自身初となるイラスト展を開催する。

ライターとしての活動に加え、五木田智央、束芋、宇川直宏などの個展を企画するキュレーターとしての顔も持つ工藤キキ。幼い頃から「イラストレーターになりたい」という夢を持っていた工藤は、2000年よりクラブカルチャーマガジン『remix』やファッションカルチャーマガジン『Dazed&ConfusedJapan』などで、自身のコラムの片隅にイラストの掲載を開始。極めてこっそりとした活動であったが、『銀杏BOYZ』のCDアートワークなどを手掛ける箕浦建太郎との交流をきっかけに、同展の開催に至ったという。

会期中は、作品展示をはじめ、ポスター、Tシャツ、ZINEなどの販売が行われるほか、3月19日には、工藤本人による日本の「カワイイ」文化についてのレクチャーも行われる。

なお、会場であるCULTIVATEはこれまでに全日本ポストサブカルチャー連合(大橋裕之、小田島等、箕浦建太郎)、こんどうさくら、二艘木洋行など独特なラインナップで企画展を開催してきたオルタナティブスペース。作家や来場者同士が空間や作品を通して関係し合える空間作りを目指している。また、基本的に休日のみの開廊となるので、平日に観覧希望の場合はCULTIVATEのウェブサイトからの問い合わせが必要になる。

『CULTIVATE #8 工藤キキ イラスト展』

2011年3月5日(土)~3月21日(月・祝)
※土・日・祝日のみOPEN(平日に観覧希望の場合は、サイトより要問合わせ)
会場:東京都 馬喰町 CULTIVATE
時間:14:00~19:00
料金:無料

『Cut off T-shirts and 「Cut Piece」 by Yoko Ono』

2011年3月19日(土)17:00~18:00
会場:東京都 馬喰町 CULTIVATE
料金:300円

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