雑誌『SWITCH』の初代編集長と振り返る四半世紀、荒木経惟や池澤夏樹らの肖像展示

雑誌『SWITCH』の初代編集長・新井敏記による写真展『EDITOR at WORK SWITCH PHOTOGRAPHS』が、大阪・福島のphoto gallery Saiで3月19日から開催される。

1985年に「人物特集主義」を掲げて創刊され、25周年の節目を昨年迎えた『SWITCH』。同展では、カルチャー雑誌の一時代を作った新井敏記が、取材時に自らの記録用カメラに収めた荒木経惟、操上和美、藤原新也、沢木耕太郎、星野道夫、片岡義男、池澤夏樹ら作家・写真家たちの肖像を紹介する。

人生の軌跡を追いかけるべく撮影された写真たちは、優しくも切ない色を帯びつつも、時代の匂いや熱までもを写し出している。新井は「カメラは主にライカのM6で28ミリのレンズだった。やや広角ぎみのフレームが好きで、インタビューをする際、人の距離を僕はそれで測っていたのかもしれない」と、表現者たちと駆け抜けた四半世紀を振り返っている。

新井敏記写真展
『EDITOR at WORK SWITCH PHOTOGRAPHS』

2011年3月19日(土)~4月10日(日)
会場:大阪市 福島区 photo gallery Sai
時間:12:00~20:00(会期中のみオープン)
定休日:木曜

イベント vol.1
『写真の寺子屋 with 新井敏記「写真家の肖像―移動する視線」』

「荒木経惟―物語ソウル」
2011年3月20日(日)

「ロード・ムービー」
2011年3月26日(土)
ゲスト:若木信吾(写真家)

「操上和美―北への旅」
2011年3月27日(日)

「アラスカへの旅」
2011年4月9日(土)14:00~16:30(休憩30分を含む)
ゲスト:川内倫子(写真家)
定員:各日40名
料金:各日3,000円
参加受付:要メール予約

イベント vol.2
『ポートフォリオ・レビュー with 新井敏記』

2011年3月20日(日)17:00~(1名約15分を目安)
定員:5名
料金:2,000円
参加受付:要メール予約

(画像上:荒木経惟 ©Toshinori Arai、画像下:池澤夏樹 ©Toshinori Arai)

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