『タンタンの冒険』シリーズ作者の生涯と作品を紐解く映画、秘蔵インタビューも

ベルギーの漫画『タンタンの冒険』シリーズの作者エルジェに迫る記録映画『タンタンと私』が、2012年2月4日より、東京・渋谷アップリンク、東京・銀座テアトルシネマ、東京・新宿K's cinemaほか全国で順次公開される。

1907年ベルギー生まれのエルジェことジョルジュ・レミは、1929年から『タンタンの冒険』シリーズを連載開始。作中に描かれた少年記者タンタンとその仲間たちによる物語は世界中で愛され、エルジェの死後30年近く経った現在でも新たな読者を獲得し続けている。また、スティーブン・スピルバーグ監督による実写映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』が、今年公開されたことでも話題だ。

デンマークのドキュメンタリー作家アンダース・オステルガルドによる『タンタンと私』は、エルジェがいかにして同シリーズを作り上げたのかを紐解く作品。エルジェが本音を話しすぎたために長い間非公開だったという1971年のインタビュー音源をはじめ、タンタンを描くエルジェの姿、インスピレーションの源となった中国人チャン・チョンジェンとの再会を捉えたニュース映像、エルジェをよく知る人々へのインタビューなどを収録。作品に込められた真の意味も解き明かしていく。

『タンタンと私』

2012年2月4日(土)より、渋谷アップリンク、銀座テアトルシネマ、新宿K's cinema ほか全国で順次公開
監督・脚本:アンダース・オステルガルド
出演:
エルジェ(ジョルジュ・レミ)
ヌマ・サドゥール
マイケル・ファー
ハリー・トンプソン
アンディ・ウォーホル
ファニー・ロドウェル
ほか
配給:アップリンク

(画像:『タンタンと私』 ©2011 Angel Production, Moulinsart)

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