3ヶ国の軍服を着て戦った2人の青年の運命『マイウェイ 12,000キロの真実』

日本、ソ連、ドイツの軍服を着て戦った2人の青年が辿った数奇な運命を描いた映画『マイウェイ 12,000キロの真実』が、1月14日から公開される。

同作で描かれるのは、1928年に日本占領下の朝鮮半島で、憲兵隊司令官を祖父に持つ日本人の少年・長谷川辰雄と、使用人一家の息子である朝鮮人の少年キム・ジュンシクが出会ったことからはじまる物語。境遇の異なる2人は、良きライバルとしてマラソンでオリンピックを目指すが、その選考会場で起きた事件により、互いに憎み合うようになる。そして、同じ夢を持ちながら国や信条の違いにより心が交わることのない彼らは、運命のいたずらにより3ヶ国の軍服を着て戦うことになってしまう。

監督は『シュリ』『ブラザーフッド』を手掛けたカン・ジェギュ。主演は、マラソンの夢を捨てて国に命を捧げた長谷川をオダギリジョーと、幼い頃から辰雄のライバルとして共に育ち、過酷な戦場でも最後までマラソン選手になる夢を信じ続けるジュンシク役のチャン・ドンゴン。

アメリカ国立公文書館に保管されていた1枚の写真と、それにまつわる驚くべきエピソードから生まれた同作。アジアからヨーロッパまで、国境を越えながら240日という期間を要した大陸横断ロケと、600人以上のスタッフを総動員した大作に仕上がっている。

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• 1.14(SAT) 公開 映画『マイウェイ　12,000キロの真実』公式サイト