Cocco主演、塚本晋也監督の『KOTOKO』場面写真が続々公開、傷だらけで歌う母描く

4月7日から公開されるCocco主演、塚本晋也監督による映画『KOTOKO』の場面写真が続々と公開されている。

今年でデビュー15周年を迎えるシンガーソングライターCoccoと、映画『鉄男』『六月の蛇』などで知られる塚本監督が作り上げた同作は、Coccoが演じる琴子と幼い息子・大二郎の姿を通して、人が生きることの苦しさと美しさを描いた作品。普段は世界が2つに見えるが、歌っている時だけ1つに見えるという琴子は、息子を守りたいという想いから社会に対して過敏になり、精神のバランスを崩していく。やがて琴子の歌に魅了された小説家の男・田中が現れ、琴子の生活が変化し始める。

同作は『第68回ベネチア国際映画祭』で斬新な作品に与えられるオリゾンティ部門最高賞を受賞。同作で映画初主演を果たしたほか、原案、音楽、美術も手掛けたCoccoは「私の人生を注ぎました」とコメント。塚本監督は「Cocco演じるKOTOKOは特別な人間ではない。あなたの大事な母であり、またあなた自身でもある。生きるということは、とても激しいものだ。Coccoが歌う歌がそうであるかのように」と語っている。


『KOTOKO』

2012年4月7日(土)よりテアトル新宿、シネ・リーブル梅田、名古屋シネマスコーレ、KBCシネマ1・2ほか全国で順次公開
監督・脚本:塚本晋也
原案・音楽・美術:Cocco
出演:
Cocco
塚本晋也
配給:マコトヤ

(画像:『KOTOKO』 ©2011 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER)

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