ディスクユニオンの雑誌『DU』第2号は「女性」と「アート」特集、田渕ひさ子ら登場

ディスクユニオンがおくる新機軸ディスクガイドの第2号『DU VOL.2 2012 WINTER』が刊行された。

『DU』は、これまで刊行されていた通販カタログ『ディスクユニオン・カタログブック』を大幅にリニューアルしたもの。デザインを雑誌『nu』の戸塚泰雄が担当し、企画ページを増やしたほか、ディスクユニオンのバイヤー陣によるディスク紹介ページも併載している。

第2号となる今回は、2つの特集を中心に構成。女性アーティストたちにスポットをあてる特集『WOMEN 街に出かけて彼女たちに会う』では、田渕ひさ子(bloodthirsty butchers、LAMA、toddle)と映画監督の横浜聡子による対談をはじめ、Phew、阿部芙蓉美、平賀さち枝、三角みづ紀のインタビューを掲載する。さらに、同特集のために漫画『それからのこども』を描きおろした漫画家・小林エリカが、ミュージシャンの木下美紗都と行った対談も収録。

さらに、2つめの特集『アートX音楽』では、一柳慧と渋谷慶一郎の対談『ジョン・ケージから遠く離れて』のほか、映画『サウダーヂ』の富田克也監督と『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』などの著書で知られる開沼博による対談、さらに吉田アミ、大谷能生、和田永(Open Reel Ensemble)、ホナガヨウコ、前野健太らが登場する。また、ミュージシャンへのアンケートでは、テニスコーツ、サンガツ、ASA-CHANG、空間現代、スチャダラパーらが回答している。

また、山本精一の短編小説『無残部屋』、戌井昭人(鉄割アルバトロスケット)のエッセイ、九龍ジョー、真保みゆき、漫画家の西村ツチカによる音楽日記なども掲載。バラエティ豊かで濃厚な内容となっている。

『DU VOL.2 2012 WINTER』

2012年1月18日発売
価格:1,050円(税込)
発行:株式会社ディスクユニオン


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