フィンランドの現代アートシーンに焦点をあてる企画展『AWAKENING』が、6月9日から東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催される。
同展は、2011年の『ヴェネチア・ビエンナーレ』でフィンランドパビリオンのキュレーションを手掛けたラウラ・コーニッカをキュレーターに招いて開催。「生」の特異性を表現する3人のフィンランド人アーティスト、ペッカ・ユルハ、ハンナレーナ・ヘイスカ、サミ・サンパッキラの最新作が展示される。
ガラス張りの窓に囲まれたエスパス ルイ・ヴィトン東京では、自然光を活かした作品がこれまで多く展示されてきたが、同展ではあえて日差しを遮断し、洞窟のように暗く神秘的な空間を展開。同展タイトルは目覚めや覚醒を意味しており、3点のクリスタル彫刻作品、1点のサウンド作品、3点の映像作品、そして1点のサイトスペシフィックインスタレーションが出展されている。
満天の星空、詩からインスピレーションを得た巨大な耳とクリスタルの彫刻、パンクコンサートのモッシュピットの映像など、さまざまな作品からフィンランドの現代アートシーンが体感できる。
『AWAKENING』
2012年6月9日(土)~9月9日(日)
会場:東京都 表参道 エスパス ルイ・ヴィトン東京(ルイ・ヴィトン表参道ビル7階)
時間:12:00~20:00
出展者:
ペッカ・ユルハ
ハンナレーナ・ヘイスカ
サミ・サンパッキラ
キュレーター:ラウラ・コーニッカ
休館日:無休
料金:無料
(画像上:THE WALLS HAVE EARS, EASRS HAVE PRETTY EARRINGS (2012) Pekka Jylhä ©Louis Vuitton / Jérémie Souteyrat Courtesy of Espace Louis Vuitton Tokyo、画像中:I HAVE SEEN THE LIGHT (2012) Pekka Jylhä ©Louis Vuitton / Jérémie Souteyrat Courtesy of Espace Louis Vuitton Tokyo、画像下:Starwall (2012) Sami Sänpäkkilä Today We Live (2012) Hannaleena Heiska ©Louis Vuitton / Jérémie Souteyrat Courtesy of Espace Louis Vuitton Tokyo)