坂口恭平による映画イベント『新政府シネマ』スタート、第1弾に沖島勲監督が登場

坂口恭平による映画上映イベント『新政府シネマ』の第1弾が、1月13日に東京・ポレポレ東中野で開催される。

坂口は、路上生活者の住居を観察する中で見出した独自の住居論を自ら実践するほか、震災の避難所「ゼロセンター」と共に立ち上げた新政府の初代内閣総理大臣として多彩な活動を展開している。今年は坂口の著書をもとにした堤幸彦監督の映画『MY HOUSE』や、坂口に密着したドキュメンタリー『モバイルハウスのつくりかた』が公開されるなど、映画との関わりも深い。

『新政府シネマ』は、映画上映と坂口によるトークが繰り広げられるイベント。第1回目となる今回は、沖島勲監督が東京・久我山から井の頭公園まで続く玉川上水の沿道を、東京の変遷などを語りながら歩く2009年公開のドキュメンタリー映画『怒る西行』を上映する。また、上映後のトークには沖島監督が登場する。

チケットはポレポレ東中野の窓口で販売中。なお、東京・神宮前のワタリウム美術館で2月3日まで開催中の展覧会『坂口恭平 新政府 展』と連動した割引料金も用意されている。

『新政府シネマ』

2013年1月13日(日)16:30~19:00(予定)
会場:東京都 東中野 ポレポレ東中野
上映作品:『怒る西行』(監督:沖島勲)
トーク出演者:
坂口恭平
沖島勲
司会:九龍ジョー
定員:110名
料金:1,300円(2月3日までワタリウム美術館で開催中の『坂口恭平 新政府 展』パスポートを提示で1,000円)

『坂口恭平 新政府 展』

2012年11月17日(土)~2013年2月3日(日)
過去編:2012年11月17日(土)~12月7日(金)
未来編:2012年12月8日(土)~2013年2月3日(日)
会場:東京都 神宮前 ワタリウム美術館
時間:11:00~19:00(水曜は21:00まで)
休館日:月曜、12月31日から2013年1月3日(12月3日、12月10日、12月7日、1月14日は開館)
料金:大人1,000円 学生(25歳以下)800円 大人ペア券1,600円 学生ペア券1,200円
※期間中、何度も使えるパスポート制

(画像:『怒る西行』)

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