クロムモリブデン新作はレンタルフレンド会社の暴走から始まる『連続おともだち事件』

青木秀樹が率いる劇団「クロムモリブデン」の公演『連続おともだち事件』が、3月に東京・赤坂RED/THEATERと大阪・梅田のHEP HALLで上演される。

1989年に大阪芸術大学映像学科の学生を中心に旗揚げされたクロムモリブデンは、1990年代後半から2000年代初期にかけて「トランス・ナンセンス・バイオレンス」をテーマに、アート志向の強いパフォーマンス色豊かな舞台を展開。近年は独自のスタイルを基盤としながらも、毒を秘めつつもポップさを前面に押し出したコメディ色の強い娯楽作品を制作している。なお、今回の公演からゆにばと葛木英の2人が新しくメンバーに加入している。

クロムモリブデンにとって42本目の公演となる同作は、あるレンタルフレンド派遣会社が業績を伸ばすためにはじめた強引な勧誘セールスをきっかけに巻き起こる「おともだち」を巡る事件を描く。若者の希薄な人間関係をテーマに、笑いと刺激のあるエンターテイメントに仕上がっているとのこと。チケットは現在発売中。

（画像：クロムモリブデン『連続おともだち事件』チラシ）

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