横尾忠則『横尾探検隊』展、ターザン映画や海洋冒険小説など横尾作品のルーツを探る

横尾忠則の個展『横尾探検隊 LOST IN YOKOO JUNGLE』が4月12日から、兵庫・神戸の横尾忠則現代美術館で開催される。

デザイン、イラスト、絵画、版画など、ジャンルを越えた活動を続ける横尾忠則。その作品には、故郷の兵庫・西脇で見た景色や読んだ本、劇場で見た映画など幼少期に触れたものから受けたインスピレーションが、様々な形で反映されている。

同展では、江戸川乱歩の小説に登場する少年探偵団や怪人二十面相をモチーフにした作品群や、ジュール・ヴェルヌの『海底二万里』から引用した海中を漂う潜水夫を描いた作品、ワイズ・ミュラー主演のターザン映画や山川惣一の『少年王者』に登場する密林世界に通じる景色を描いた作品などを、モチーフごとにセクションを分けて展示。少年時代の横尾を取り巻いていた物事が作品に与えた影響を紹介する。

さらに、当時横尾が実際に読んでいた書籍やアーカイブ資料もあわせて展示されるほか、ワイズ・ミュラー主演の映画『ターザン』の上映会といった関連イベントも開催される。

イベント情報

横尾忠則 『横尾探検隊 LOST IN YOKOO JUNGLE』

2014年4月12日(土)~6月29日(日)
会場:兵庫県 神戸 横尾忠則現代美術館
時間:10:00~18:00(金、土曜は20:00まで開館、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(5月5日は開館、5月7日は休館)
料金:一般500円 大学生400円 高校生・65歳以上250円
※中学生以下無料
※障がいのある方と介護者1名は半額(65歳以上を除く)

(画像上から:『地球の果てまでつれてって』1994年、『怪人二十面相道後に現る』2007年、『シマヤだしの素(シマヤ)』1978年、『TARZAN(Blue)』1974年)

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