「この世界の在りか」を想像させる体験型展示、現代芸術活動チーム目【め】個展

現代芸術活動チーム目【め】の展覧会『たよりない現実、この世界の在りか』が、7月18日から東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催される。

2012年から活動している目【め】は、アーティストの荒神明香、ディレクションを務めるwah documentの南川憲二、wah document運営メンバーで制作を担当する増井宏文による現代芸術活動チーム。2013年に『瀬戸内国際芸術祭』のプロジェクトとして行った『迷路のまち~変幻自在の路地空間~』では、改装した空家の室内に複数の壁やドアを配置することで異空間を演出したほか、栃木・宇都宮美術館の館外プロジェクトとして、市民と共に大きな顔の立体物を屋外に浮かべることを目指す『おじさんの顔が空に浮かぶ日』を進行中。今年2月に福岡・三菱地所アルティアムで行われた個展『状況の配列』では、ギャラリーを倉庫のような空間に仕立て、様々な仕掛けを施したことも記憶に新しい。

目【め】にとって東京での初個展となる同展では、資生堂ギャラリーを異空間に変容させる新作インスタレーションを発表。立体的な仕掛けにより、観客に普段は意識しない感覚を与えると共に、「この世界の在りか」について想像させるような体験型の展示になるという。8月3日には南川と荒神によるギャラリートークも行われる。

イベント情報

目【め】
『たよりない現実、この世界の在りか』展

2014年7月18日(金)~ 8月22日(金)
会場:東京都 銀座 資生堂ギャラリー
時間:11:00~19:00、日曜11:00~18:00
休廊日:月曜
料金:無料

目【め】によるギャラリートーク
2014年8月3日(日)14:00~16:00
会場:東京都 銀座 ワード資生堂(東京銀座資生堂ビル9階)
定員:60名
料金:無料

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