宇宙や科学をテーマに活動する仏作家ヴァンサン・フルニエ展、写真や3D彫刻など紹介

ヴァンサン・フルニエの個展『ARCHEOLOGY OF THE FUTURE―未来の考古学』が、8月22日から東京・渋谷のDIESEL ART GALLERYで開催される。

1970年生まれのヴァンサン・フルニエは、パリを拠点に、宇宙、ロボット、遺伝子操作といったといった科学やテクノロジーをテーマにした作品制作を続ける写真家・映像作家。これまでにイタリアのMASTファウンデーションや、フランスのLVMH ルイ・ヴィトン・ファウンデーションに作品が収蔵され、2008年には『カンヌ国際広告フェスティバル』で銅獅子プレス賞を受賞した。さらに、様々な雑誌の表紙や映画『アメイジング・スパイダーマン2』の劇中に作品が使われていることでも注目を集めている。

同展は『SPACE PROJECT』『POST NATURAL HISTORY』『THE MAN MACHINE』の3シリーズで構成され、写真作品や映像、3D彫刻など30点以上の作品を展示。2007年にスタートした代表作の『SPACE PROJECT』は、宇宙飛行士訓練センターや宇宙基地など宇宙開発に関連する場所を様々な形で演出し、人類に共通する夢とフルニエ自身の憧れを表現する。日本初公開の『POST NATURAL HISTORY』では、環境の変化に対応するために人間に遺伝子組み換えされた、未来の「新種の生物」を百科事典の図版形式で紹介。『THE MAN MACHINE』では、ロボットが人間のように日常生活の一場面に登場する様子を捉え、魅力的に感じられるテクノロジーの発展と、それによって生じる疑問を投げかける。

また、会場では作品や作品集の販売も行われるほか、8月23日にはフルニエのサイン会も開催。さらに、8月27日からは東京・伊勢丹新宿店本館2階センターパーク/ザ・ステージ#2に、同展では未発表の作品が展示される。

イベント情報

ヴァンサン・フルニエ
『ARCHEOLOGY OF THE FUTURE―未来の考古学』

2014年8月22日(金)~11月14日(金)
会場:東京都 渋谷 DIESEL ART GALLERY
時間:11:30~21:00
休館日:不定休
料金:無料

サイン会
2014年8月23日(土)16:00~18:00
会場:東京都 渋谷 DIESEL ART GALLERY
※会場で書籍・ポスターを購入された方が対象

作品展示
2014年8月27日(水)~9月2日(火)
会場:東京都 新宿 伊勢丹新宿店 本館2階 センターパーク/ザ・ステージ#2

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