荒木経惟の個展が5月25日から東京・六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで開催される。
今年の春から6×7サイズのポジフィルムによるカラー写真と、日付入りのモノクローム写真の撮影を続けている荒木。カラーとモノクロの最新作を紹介する同展では、日常の風景を鏡写しのように反転させた作品が展示される。同作には、「往生」を象徴する鏡の裏側から世界を見るという想いが込められており、「死」を意識する度にその悲しみを写真を撮るエネルギーに変えてきたという荒木が初めて、「向こう側」の視点から撮影したシリーズとのこと。
なお、5月25日には同展のカタログとなる写真集が500部限定で発売される。同書の詳細は、オフィシャルサイトをチェックしよう。
イベント情報
荒木経惟展
2015年5月25日(月)~6月20日(土)
会場:東京都 六本木 タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料
オープニングレセプション
2015年5月25日(月)17:00~19:00
会場:東京都 六本木 タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
書籍情報
荒木経惟写真集
『鏡の中のKaoRi 写狂老人A 2015.5.25 75齢 Birthday』
2015年5月25日(月)発売予定
価格:12,960円(税込)
発行:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム