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松田龍平×山下敦弘が初タッグ、北杜夫『ぼくのおじさん』映画化

『ぼくのおじさん』
『ぼくのおじさん』

山下敦弘監督の新作映画『ぼくのおじさん』が2016年秋に全国で公開される。

同作は、北杜夫が自身をモデルに執筆し、和田誠がイラストを手掛けた同名児童文学が原作。兄の家に居候している貧乏で独身の「おじさん」を主人公に、おじさんの甥・雪男の目線からおじさんが一目惚れした相手に会いたい一心で、ハワイに行こうと様々な手を尽くす様が描かれる。原作では昭和40年代が舞台になっているが、映画版では時代設定を現代に置き換える。

大学で臨時の哲学講師として働き、屁理屈ばかりこねるおじさん役を演じるのは、山下監督作に初めて出演する松田龍平。しっかり者の雪男役を大西利空が演じる。

企画・脚本を手掛けたのは、松田龍平の出演作『探偵はBARにいる』シリーズでプロデューサーを務めた須藤泰司。以前から原作の映画化を構想していた須藤が、『探偵はBARにいる』での松田の演技を見て「もう少し年齢を重ねた彼に“おじさん”を演じてもらいたい」と切望し、自ら脚本を書き上げて映画化を実現させたという。同作は10月5日に都内でクランクインし、10月30日からハワイ編の撮影を開始。11月15日にクランクアップを迎えたとのこと。

松田龍平のコメント

映画“ぼくのおじさん”で、おじさん役をやることになりました。
“ぼく”が、哲学者で変わり者のおじさんを観察するところから始まる物語は、ほのぼのしていて、どこかノスタルジックですごく面白いと思いました。
“ぼく”の雪男は大人びた少年なんですけど、演じている利空は撮影の本番ギリギリまで遊んでたりするやんちゃなヤツで、その現場の空気感がとても心地良かったです。ハワイの撮影では、現地のスタッフも合流して、日本の撮影とはまた違った濃厚な日々でした。ぼくとおじさんの思索の旅が日本からハワイへ広がって、映画の中にどう溶け込んでいるのか、 僕自身も楽しみです。

山下敦弘監督のコメント

今回『ぼくのおじさん』を映画化するにあたって個人的にチャレンジの連続でした。
例えば“子供たちに観てもらえる映画にする!”とか“初の海外ロケ!”など至るところで様々な壁にぶつかる…はずだったんですが、肝心なその壁が柔らかく優しかったので心地よく現場を終えることが出来ました。たぶんそれは原作者・北杜夫さんの作品世界のおかげだと思っています。
楽しい原作と素晴らしいキャスト・スタッフで作った『ぼくのおじさん』を楽しみに待っていてください

作品情報

『ぼくのおじさん』

2016年秋に全国公開
監督:山下敦弘
脚本:須藤泰司
原作:北杜夫『ぼくのおじさん』
出演:
松田龍平
大西利空

北杜夫『ぼくのおじさん』表紙 ©1972 北杜夫/新潮社
北杜夫『ぼくのおじさん』表紙 ©1972 北杜夫/新潮社
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