極限状態における決断の是非を問う『ある戦争』、元軍人が撮影に集結

映画『ある戦争』が、10月8日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。

『第88回アカデミー賞』外国語映画賞にノミネートされた同作。アフガニスタンの戦地と法廷の2つの場所を舞台に、戦地に駐留するデンマーク軍の部隊長・クラウスの決断と苦悩、家族との絆を描く。先日公開された予告編では、極限の状況下で行なった空爆命令が民間人の命を奪ったことで、その是非を軍人法廷で問われるクラウスの姿や、「パパ、本当に子どもを殺したの?」と息子に問われるシーンなどが確認できる。

同作の監督・脚本を手掛けるトビアス・リンホルムは、過去にトマス・ヴィンターベア監督作『偽りなき者』『光のほうへ』の脚本を担当している。主演は『攻殻機動隊』のハリウッド実写版映画『GHOST IN THE SHELL(原題)』でバトー役を演じるピルー・アスベック。なおアフガニスタンで撮影されたシーンに参加したプロの俳優は3人のみとなり、そのほかのデンマーク軍兵士役は全て元軍人が演じているという。

作品情報

『ある戦争』

2016年10月8日(土)から新宿シネマカリテほか全国順次公開

監督・脚本:トビアス・リンホルム
出演:
ピルー・アスベック
ツヴァ・ノヴォトニー
ソーレン・マリン
シャルロット・ムンク
ダール・サリム
配給:トランスフォーマー

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