今週の編集部まとめ

毎週月曜日更新 2018年1月29日
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編集部員の、ちょっとひとこと

  • 矢島由佳子
    矢島由佳子

    パワースポット

    先週観たライブが、衝撃的だった。最初は関係者席の椅子に座りながら観ていたのだけれど、思わず立ち上がって前のめりになってしまうほど、ステージから溢れ出るものに引っ張られた。それは、NakamuraEmiさんのライブ。広いステージに立っていたのは、たったの三人。ギター・カワムラヒロシさんと、スペシャルゲストとして登場したサックス・辻本美博さん(Calmera)のテクニカルな演奏と、NakamuraEmiさんのお客さんへ真っ直ぐ飛ばす歌・言葉によって、無駄なものが一切ない状態の濃厚な「音楽」が渋谷O-EASTの大きな空間を満たしていた。その日披露された、3月21日発売のニューアルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.5』に収録される新曲”新聞”は、歌詞の一言一言に耳を預けてしまうほど、今を生きるなかで大切なことばかりが綴られている歌だった。NakamuraEmiさんのライブは、生きる力をくれるパワースポットです。

  • 山元翔一
    山元翔一

    少しずつ、変わりゆく世界

    アデルがビヨンセに惜しみない敬意を表し、涙ながらに「この賞は受け取れない」と授賞式で語ったのがもう1年前のこと。かねてより言われていた、「グラミーは白人至上主義なのでは?」という見方が決定的になった瞬間だったと記憶している。で、今年はどうなのかというと、主要部門にはケンドリック・ラマーをはじめ、ブルーノ・マーズ、JAY-Zといったラップ / R&Bのスーパースターたちがノミネート。史上初めて最優秀アルバム部門に白人男性アーティストなし、だそうで、なんだか歴史が変わる瞬間に立ち会っているような気にもなりました。今回のグラミーの背景や受賞結果については、下記のリンクをご参考に。結果はさておいて、ケンドリックとChildish Gambinoのパフォーマンスが鬼カッコよかったです。

  • 木村直大
    木村直大

    みうらじゅんフェス

    先週末から始まった展覧会で興味深いのが、川崎市市民ミュージアムの『MJ's FES みうらじゅんフェス!マイブームの全貌展 SINCE1958』。CINRA.NET読者の皆さまにはもちろん、地上波でもお馴染みのみうらじゅんさん初の公立美術館での大規模展です。みうらさんと言えば、「マイブーム」「とんまつり」「いやげ物」など、皆がフワッと感じている様々なもの、ことに絶妙なネーミングを付けてこられた方ですが、それはつまり新しい概念を作ってこられたということ。よくよく考えると哲学的な活動をされているわけですが、あくまで軽やかに半笑いでそういう活動をしているところがまた魅力だなあと思います。

  • 久野剛士
    久野剛士

    Joey Bada$$の来日ライブに参加

    世界ではすっかり音楽シーンの中心になっているラップミュージックやR&B。しかし、日本ではまだまだマイナーなジャンルというのが実情です。だからこそ、たまに「日本でもラップでこんなに盛り上がるんだ!」という瞬間に立ち会えると、心底感動してしまいます。それを感じさせてくれたのが、1月23日に渋谷O-EASTで開催されたJoey Bada$$の来日公演。本人登場前のDJタイムでも、Migos“Bad and Boujee”、ケンドリック・ラマー“HUMBLE.”、Chance the Rapper“No Problem”など、ヒット曲がプレイされるたびに大盛り上がり。本人のライブでも、“FOR MY PEOPLE”や“DEVASTATED”のフックを観客全員で熱唱。その光景に、思わず目頭が熱くなりました。2018年は、Migosの来日や、Chance the Rapperのサマソニ出演も発表されているので、そんな機会が増えることを期待したいです。

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