今週の編集部まとめ

毎週火曜日更新 2018年8月6日
BACKNUMBER

編集部員の、ちょっとひとこと

  • 矢島由佳子(CINRA.NET編集部)
    矢島由佳子(CINRA.NET編集部)

    LEGO BIG MORLとodolを観た

    昨日は、LEGO BIG MORLのワンマンライブへ。アコースティック編成とロック編成の二部構成による、たっぷり約3時間のライブでした。アコースティック編成では、4人の緻密なプレイによるアンサンブルが豊かな音圧を生み出していて、このバンドの演奏技術の高さを改めて思い知りました。ロック編成も、結成12年経った今もなおパワーアップし続けていて、それもLBMのライブに飽きたことがない理由のひとつです。金曜日は、odolのライブへ。バンドが急成長しているタームにいて、odolを追いかけているリスナーにとっても、そしてきっとメンバー自身にとっても、今めちゃくちゃ面白い時期なんじゃないかと思います。「どんな音楽が好きなの?」という質問はいちばん困ったりするのですが、やっぱり、LBMやodolのように、サウンドはいろんなジャンルが混ざったミクスチャーかつエクスペリメンタルで、でもポップさがあって、詞は詩美性と深みがあって、そして声は耳と心に残るものがある、という音楽にどうしたって惹かれます。

  • 久野剛士(CINRA.NET編集部)
    久野剛士(CINRA.NET編集部)

    『ミッション・インポッシブル/フォールアウト』を観て

    映画のシリーズものは、長く続けば続くほど、その世界観が極端になっていく。たとえば『ワイルド・スピード』。シリーズ1作目では、公道のスピードバトルでしかありませんでしたが、いつのまにか車で空から飛来したり、氷上で潜水艇と争ったりするようになります。そして、そうした世界観の先鋭化の傾向は『ミッション・インポッシブル』シリーズも同様。トム・クルーズのスタントなしのアクションが話題になってきたこのシリーズ。最新作『ミッション・インポッシブル/フォールアウト』では、そうしたトム自ら行うスタントシーンの物量・危険度ともにとんでもないことに。私も、驚くほどに「危険なアクション」のオンパレードでした。もし、次回作もあったら、どんな危険なことにトム・クルーズは挑むのか? いまからすでに楽しみです。

  • 木村直大
    木村直大

    家を切った人とインスタ映え

    今夏、話題の展覧会と言えば、国立近代美術館で開催中の『ゴードン・マッタ=クラーク展』ではないでしょうか。InstagramのTLでも、しばしば「行ってきました」的なポストを目にしますが、どの写真も対象が渋いだけに、決して「映え」ではない。とは言え、多分みんな人目をちょっと意識して撮っているところが、「映え」とは何か? を考えさせられて、既に作家の何かしらの目論見に巻き込まれている気すらします(もちろんSNSなどない時代の作家ですが)。マッタ=クラークについては「家を切った人」くらいの知識しか持ち合わせていない私も、そんなこんなでますます興味を引かれるので、近いうちに訪れる予定ですが、きっと写真も撮るでしょう。ちなみに既に展覧会に訪れた知人の1人は、「そのあとに観たゆるふわギャングの方が感動した」とのことでした。

  • 山元翔一(CINRA.NET編集部)
    山元翔一(CINRA.NET編集部)

    正解なんていらない

    映画を観ているとき、無意識のうちに「こうあるべき」みたいに期待と妄想を抱きながら観てしまうことは少なくない。もちろん、それはそれでいいんだろうけど、せっかく映画を観るなら、自分の頭の中にあるつまらない期待を裏切るような作品に出会いたいじゃないですか。で、先日観た『カメラを止めるな!』は、まさにそんな作品でした。初めて劇場長編作品を手がけた監督と無名の俳優によって作られた96分は、狙っても生み出せない危うさに満ちていて、ギリギリ破綻しない綱渡り状態で文字通り駆け抜けていく。一見して洗練されてない野暮ったさも込みで、この映画のマジックは構築されていると思うんだけれど、個人的にはそこに何よりグッときました。

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