イ・チャンドン

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高校で教鞭を執る傍ら、小説家として活動し幾つかの著書も出版。43歳の時に、『グリーンフィッシュ』(1997)で監督デビュー。アウトサイダーな若者の不器用な生き様を描いた。続いて『ペパーミント・キャンディー』(1999)では、時間を遡る方法で、また『オアシス』(2002)では、男女の究極の愛を描き、現実世界で生きる人々のリアルな姿を描き出した。『オアシス』では、『ヴェネチア国際映画祭』で監督賞、主演のムン・ソリは新人女優賞を受賞した。2002年、韓国文化観光部の長官に就任する。その後、4作目となる『シークレット・サンシャイン』(2007)を発表。過酷な運命に翻弄される主人公を演じたチョン・ドヨンは、2007年の『カンヌ国際映画祭』で女優賞を受賞した。監督5作目となる『ポエトリー アグネスの詩』(2010)では、詩を通して人生の光と影、美しさを探す女性を描き、2010年の『カンヌ国際映画祭』で脚本賞を受賞したほか、さまざまな映画祭で高く評価された。『バーニング 劇場版』(2018)は、『ポエトリー アグネスの詩』以降、8年ぶりに手がけた監督作品であり、村上春樹の短編『納屋を焼く』を原作に、現代の格差社会を生きる若者の姿をミステリーの要素を入れて描いた。同作は『カンヌ国際映画祭』国際批評家連盟賞を受賞、『米アカデミー賞』外国語映画賞の韓国代表作にも選ばれた。

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