宮田文久

宮田文久
1985年生まれのフリー編集。慶大文学部社会学専攻卒業後、株式会社文藝春秋に入社。『週刊文春』文化欄(「淑女の雑誌から」などの連載・書評・インタビュー)で3年、『Number』『Number Do』で4年半、編集者として鍛えてもらいながら、通信制である日大大学院総合社会情報研究科修了(博士論文は『現代日本文化における災厄の表象―「越境」と「戦争の記憶」の理論的交点―』)。『Number PLUS プロレス2016』デスクを務めたのち、2016年夏に独立。読書、舞台、映画、音楽、プロレス、アニメや声優の追っかけで日々が過ぎる。

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あらかじめ決められた恋人たちへ“日々feat.アフロ”

何かを我慢することに慣れすぎて忘れてしまいそうになっている「感情」を、たった10分でこじ開けてしまう魔法のようなミュージックビデオ。現在地を確かめながらも、徐々に感情を回転させていくアフロの言葉とあら恋の音。人を傷つけるのではなく、慈しみ輝かせるためのエモーションが天井知らずの勢いで駆け上がっていった先に待ち構えている景色が、普段とは違ったものに見える。これが芸術の力だと言わんばかりに、潔く堂々と振り切っていて気持ちがいい。柴田剛監督のもと、タイコウクニヨシの写真と佐伯龍蔵の映像にも注目。(柏井)

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