山田裕貴主演の映画『爆弾』主題歌は宮本浩次“I AM HERO”。リリックムービー公開

メイン画像:©呉勝浩/講談社 ©2025映画『爆弾』製作委員会

映画『爆弾』の主題歌に宮本浩次が作詞作曲した新曲“I AM HERO”が起用されることが発表された。

『このミステリーがすごい! 2023年版』『ミステリが読みたい! 2023年版』で1位を獲得した呉勝浩の同名小説を映画化する『爆弾』は、霊感が働くと称して都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告する中年男「スズキタゴサク」と爆弾の在りかを探す警察の戦いを描いた作品。10月31日公開。

主演は、警視庁捜査一課でスズキタゴサクと対峙する交渉人・類家役を演じる山田裕貴。共演に爆弾捜索に奔走する交番勤務の巡査・倖田役の伊藤沙莉、スズキタゴサクの過去を追う所轄の刑事・等々力役の染谷将太、類家の上司として同じくスズキタゴサクと交渉する清宮役の渡部篤郎、スズキタゴサク役の佐藤二朗、倖田の相棒の巡査長・矢吹役の坂東龍汰、スズキタゴサクの見張り役を務める刑事・伊勢役の寛一郎が名を連ねる。監督は『キャラクター』『恋は雨上がりのように』『帝一の國』などで知られる永井聡。

今回の発表とあわせて“I AM HERO”を使用したリリックムービーが公開。取調室を舞台に、宮本の歌声とともに、「俺の野望 俺の絶望 俺の明日 さあ行くぜI AM HERO I AM HERO I AM HERO I AM HERO」というフレーズと映画『爆弾』の巨大ロゴが映し出されている。

【宮本浩次のコメント】
私はこの四月映画「爆弾」主題歌の件で永井聡監督とはじめてお会いしました。
私と対面して席についた監督は映画で描こうとしている核心の部分と主題歌が荷うべき役割について力強く話されました。
私は永井監督のこの映画に賭ける意気込みと熱い思い、そして曲に寄せる大きな期待にいささか圧倒されながら、同時に感動したことをよく覚えております。会談後私はとても清々しい気持ちで帰りの車に乗り込み、監督の話を改めて頭の中で反芻しながらはやくも車中で主題歌の大まかな構想を得ることに成功しました。
「爆弾」で描こうとしている大きなテーマの一つは「本当の自分の声」だと私は思います。
これこそ私たちが生きていく上で絶対に避けて通ることのできない恐ろしいテーマであり、永遠に未解決の問題でもある。
そういう私なりの解釈を全力でこの曲「I AM HERO」に私は込めました。
今はこの曲が映画「爆弾」を盛り上げる一助ともなりまた映画ともども愛される曲になりますように、そんな風に思っています。
最後に私に声をかけて下さった永井聡監督及びプロデューサー岡田翔太氏に心から感謝を申し上げます。
このような大きな舞台で思い切った曲に仕上げることができました。
本当にありがとう!

【山田裕貴のコメント】
宮本さんが主題歌を担当されると伺った瞬間、直感的にタゴサクの顔が思い浮かびました。
ところが、実際に“I AM HERO”“I AM HERO”と繰り返される歌詞を耳にしたとき、それはむしろ、自らを鼓舞しながら残酷で救いのない世界に立ち向かう類家の姿に重なって聞こえました。
くじけそうな瞬間、背中を押してくれる楽曲ですし、映画『爆弾』を、爆発させてくれる力強いメッセージが込められている主題歌になっています。
是非、映画と併せて楽しみにしていてください。

【岡田翔太(企画・プロデューサー)のコメント】
本作は「今まで見たことのない一本」を追求しており、音楽の面でも“衝撃”を与えてくれる一曲を模索していました。
宮本さんは私が子供の頃から大好きだったアーティストで、憧れの大人像でもあり、そんな今の宮本さんが「爆弾」にどう向き合い何が生まれるのかに興味が湧き素直にお願いしました。
昨今耳にしたことが無いような熱量の一曲を頂けました。本当に感謝です。

映画『爆弾』公式サイト


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