ドキュメンタリー映画『悪魔祓い、聖なる儀式』が11月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。
イタリア・シチリア島を舞台にした同作は、これまで公開されることのなかった「悪魔祓い」の儀式にカメラが世界初潜入したドキュメンタリー。現代医療が効かず、悪魔に取り憑かれたと信じる人々のために祈りを捧げる、著名なエクソシストであるカタルド神父の日常を撮影している。
悩みを抱えた人々とエクソシストの姿をナレーションなしで映し出したのは、ホセ・ルイス・ゲリンの映画『工事中』で脚本家助手などを務めたフェデリカ・ディ・ジャコモ監督。なお同作は『第73回ヴェネチア国際映画祭』オリゾンティ部門で最優秀作品賞を受賞した。
- 作品情報
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『悪魔祓い、聖なる儀式』
2017年11月からシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開監督:フェデリカ・ディ・ジャコモ 脚本:フェデリカ・ディ・ジャコモ、アンドレア・ツヴェコヴ・サングィニ 上映時間:94分 配給:セテラ・インターナショナル

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CINRA Inspiring Awardsは、これからの時代を照らす作品の創造性や芸術性を讃えるアワード。芸術文化をルーツとするCINRAが、媒介者として次世代の表現者を応援できたら。そんな思いに力を貸してくださる審査員のかたがたに、作品を選出していただいた。