村上春樹の新著『猫を棄てる』4月刊行 父親の戦争体験や自身のルーツ綴る

村上春樹の著書『猫を棄てる 父親について語るとき』が4月23日に刊行される。

同書には昨年『文藝春秋2019年6月号』誌上で『猫を棄てる――父親について語るときに僕の語ること』として発表された作品を収録。村上春樹が初めて父親の戦争体験や自身のルーツについて綴ったもので、『第81回文藝春秋読者賞』を受賞した。書籍化に際し、『第47回アングレーム国際漫画祭』台湾パビリオン代表の高妍による挿絵が起用されている。

同書の帯には「時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある」という一文が添えられている。

文藝春秋によるウェブサイト「文藝春秋BOOKS」には村上春樹からの言葉が掲載中。同書について「僕にとってはちょっと特別な意味を持つ小さな書物であり、いろんな年代の人々に、いろんな読み方をしてもらえるといいなと思っている」と綴っている。全文は「文藝春秋BOOKS」に掲載中。

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