「洋服を売る以上のことをしよう」GAPのリサイクルプロジェクト今年も開始

GAPによるリサイクルプロジェクトが5月31日まで実施中だ。

1969年の創業以来、「洋服を売る以上のことをしよう(Do more than sell clothes)」を企業理念として掲げているGAP。リサイクルプロジェクトは2017年から開始され、今年で5年目を迎える。

このプロジェクトは、不要になった衣服を回収し、貧困に苦しむ人々を支援する活動。集まった衣服はNPO法人ブリッジ エーシア ジャパンを通じて古着業者に買い取られ、その資金をミャンマー、ベトナムの貧困に苦しむ人々のサポートに使用する。昨年は11.7トンの洋服を回収し、ミャンマーの子供たちに図書とおもちゃ、ベトナムの子供たちには奨学金のサポートなどを行なったという。

回収店舗は全国のGap、babyGap、Gap Outlet、The Gap Generation、Gap Factory Store。福岡三越店、GapFitストアは対象外となる。回収対象商品は、洋服であること。GAP以外の洋服でも回収可能で、多少の汚れやシミ、破れがあっても問題ないという。

GAPのオフィシャルサイトにはサステナビリティについて具体的な目標を掲げたページが用意されている。目標として掲げられているのは、昨年達成した「2020年までに100億リットルの水を節約」をはじめ、「2022年までにP.A.C.E. プログラムを100万人の女性、少女に届ける」「2025年までにすべてのコットンをより持続可能性が高い供給源から調達」「2030年までに100%再生可能エネルギーに」といった項目を、達成状況も交えつて紹介している。大量生産・大量消費のイメージもあるGAPだが、サステナビリティへの配慮も欠かしていないようだ。

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