川崎弘二の著書『NHKの電子音楽』が、7月12日に刊行される予定だ。
これまでに『武満徹の電子音楽』『日本の電子音楽』などを著してきた川崎。
新著『NHKの電子音楽』は、NHKで制作された電子音楽作品群の全体像を初めて包括的に明らかにする一冊だ。1950年代から2000年代までの日本の音楽史、放送史において重要な役割を果たしたNHKの電子音楽スタジオの活動を紹介し、その成果を膨大な資料とともに記録している。
全1,432ページに及ぶ分量となり、巻末には人名索引や主要作品リストも収録。早期購入特典として、諸井誠が1962年にNHKで作曲した純電子音楽“ヴァリエテ”の手書き楽譜全22枚の複製が付属する。
この書籍の定価は税込19,800円、フィルムアート社から発売される。



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