『落下の王国 4Kデジタルリマスター』公開10日間で興収1.1億円突破。ターセム監督「素晴らしい!」

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映画『落下の王国 4Kデジタルリマスター』の動員数・興行収入が発表された。

2008年の日本公開以来、国内で配信されることはなかった『落下の王国』は、6人の勇者が悪に立ち向かう「愛と復讐の叙事詩」。『ザ・セル』のターセム監督が構想26年、撮影期間4年の歳月をかけて完成させた同作は、CGに頼らず、13以上の世界遺産、24か国以上のロケーションを巡って撮影された。

デヴィッド・フィンチャー、スパイク・ジョーンズが製作をサポート。衣装をフランシス・フォード・コッポラ監督作『ドラキュラ』で『アカデミー賞(R)』衣装デザイン賞を受賞した石岡瑛子が手がけた。4Kデジタルリマスター版は、オリジナルの劇場公開版でカットされたシーンを新たに追加。

11月21日に公開された『落下の王国 4Kデジタルリマスター』は平日初日にもかかわらず満席回が続出。公開3日間で動員23284人、興行収入37,861,370円を記録した。公開にあわせて発売された劇場用パンフレットおよび公式グッズの完売が続き増刷・増産が決まるなど、好調な売れ行きを記録しているという。

2週目の週末は前週の43館から57館での拡大公開を実施。公開10日目となる11月30日時点で動員68277人、興行収入110,280,370円を記録し、2週目土日成績は前週比102%となった。

11月30日に都内劇場で開催されたオンラインイベントでは、来場者とのQ&Aセッションも実施。ターセム監督は日本での大ヒットについて「素晴らしい!」と喜びのコメントを寄せた。

【ストーリー】
時は1915年。映画の撮影中、橋から落ちて大怪我を負い、病室のベッドに横たわるスタントマンのロイは、自暴自棄になっていた。そこに現れたのは、木から落ちて腕を骨折し、入院中の5才の少女・アレクサンドリア。ロイは動けない自分に代わって、自殺するための薬を薬剤室から盗んで来させようと、思いつきの冒険物語を聞かせ始める。それは、愛する者や誇りを失い、深い闇に落ちていた6人の勇者たちが、力を合わせて悪に立ち向かう【愛と復讐の叙事詩】―。

映画『落下の王国 4Kデジタルリマスター』公式サイト


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