星野源がプロデュース・写真ディレクション・出演を担当した米澤穂信の小説『石の刃』が11月25日に刊行。カバービジュアルが公開された。
同作は『黒牢城』で『第166回直木三十五賞』を受賞した米澤穂信が初めて挑むリーガルミステリ。「なぜ被告人は事件のことを頑なに語らないのか?」「当日、現場で何が起こったのか?」。裁判資料、関係者への聞き取り、現地調査の3つを駆使して謎解きを展開する。
同企画は、2018年に星野源の発案から始動。米澤穂信との交流をきっかけに『小説 野性時代 特別編集 2024年冬号』から連載がスタートした。書籍化にあたり、改稿後の原稿を読んだ星野が連載時のイメージを一新し、カバーおよび扉のために新たな写真を撮り下ろした。自身の写真ディレクションのもと、初タッグとなるカメラマンやデザイナーを自ら抜擢し、衣装(スタイリング)も含めた撮影チームを一から構築したという。
【あらすじ】
虎ノ門に法律事務所を構える弁護士・絵島のもとに、先日判決が下った殺人事件の控訴審の依頼が舞い込む。被告人の小布井春子は、夫の復讐のために被害者を展望台から突き落としたとされ、一審で重い有罪判決を受けた。小布井の部屋から殺害計画を詳細に記した日記が見つかって以来、〈殺人日記事件〉という名で世間を騒がせている。絵島はすぐさま小布井と接見するが、彼女は控訴に消極的で、事件については完全な黙秘を貫いている。絵島は依頼を果たすため、関係者への聞き込みと現地調査を開始。絵島がたどり着く真実、そして控訴審の行方は――。
「やるなら徹底してやらなきゃいけないし、それでも勝てる見込みはほとんどない。それが控訴審だ」
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