実在の刑務所で撮影『アプローズ、アプローズ！　囚人たちの大舞台』

映画『アプローズ、アプローズ！　囚人たちの大舞台』が7月29日から公開される。実在の刑務所で撮影された同作は、1985年にスウェーデンの俳優ヤン・ジョンソンが体験した実話をベースにしたもの。囚人に演技を教えて更生させることになった俳優エチエンヌの情熱が、囚人たちや刑務所の管理者たちの心を動かし、難関だった刑務所の外での公演にこぎつけ、やがてパリ・オデオン座から最終公演のオファーが届くというあらすじだ。主演はカド・メラッド。監督をエマニュエル・クールコルが務め、ティエリー・カルポニエと共に脚本を手掛けた。主題歌はニーナ・シモン “I Wish Knew How It Would Feel to Be Free”。