ゲイとレズビアンが偽装カップルに。アイルランド発の青春映画『恋⼈はアンバー』
2022.
09.09

映画『Dating Amber』が『恋⼈はアンバー』の邦題で11⽉3⽇から劇場公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着。
同作の舞台は、同性愛が違法でなくなってから2年が経過した1995年のアイルランド。同性愛者への差別や偏⾒が根強く残る⽥舎町で、⾃⾝がゲイであることを受け⼊れられない⾼校⽣・エディと、レズビアンであることを隠しているクラスメイトのアンバーが恋⼈同士を装う様を描く。日本国内ではこれまで『レインボー・リール東京』『映画祭 TAMA CINEMA FORUM』『EU フィルムデーズ』などで上映され、好評を博してきた。
出演者は、フィン・オシェイ、ローラ・ペティクルー、シャロン・ホーガン、バリー・ワード、シモーヌ・カービー。監督、脚本はデイヴィッド・フレイン。
ポスタービジュアルでは、制服を着こなし、正面を向いているエディと、サングラスをかけてキャンディーを舐めているアンバーの姿が写し出されている。
予告編では、田舎町で周囲にセクシュアリティを隠したままカップルらしくふるまうエディとアンバーの姿や、高校卒業後は町を出ようと考えているアンバーに対し、「今のままでいい」と言うエディのシーン、アンバーの「他人なんて関係ない」「あんたの人生よ」というセリフなどが確認できる。

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Crossing??
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