『ヤマザキマリの世界』展開催。山下達郎『Softly』ジャケに用いられた肖像画など展示

2022. 09.27

展覧会『ヤマザキマリの世界』が10月25日から東京造形大学附属美術館、ZOKEIギャラリーで開催される。

漫画『テルマエ・ロマエ』などで知られる漫画家、画家、文筆家のヤマザキマリ。東京造形大学の客員教授も務めている。

教員陣の指導のもと東京造形大学の在学生と卒業生有志が企画・制作・運営する同展では、ヤマザキマリのインスピレーションの源泉がどこにあるのかを探るために、「漫画家として」「著述家として」「画家として」の3つのジャンルからその世界を俯瞰。『テルマエ・ロマエ』の手描き原稿や、山下達郎のアルバム『Softly』のジャケットに用いられた油彩による肖像画、最新作の油彩画、幼少期に描いた資料、10代後半の作品などが紹介される。

同展にあわせて『リアーチェの戦士』復元摸刻を特別参考展示。1972年に南イタリアの海中から発見された2体の古代ギリシャのブロンズ像を、彫刻家で古典技法研究家の松本隆(沖縄県立芸術大学)が復元したものとなる。学生によるヤマザキマリ作品の「二次創作」も多数展示。

11月7日にはヤマザキマリによるギャラリートーク、11月25日には松本隆による解説が行なわれる。

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