サカナクション山口一郎が店主の思想が⾒える店を訪ね語る『BRUTUS』が4月1日刊行

山口一郎(サカナクション)が表紙を飾る雑誌『BRUTUS』が4月1日に刊行される。
同号では「信頼できる店の探しかた OFF-LINE SHOPPING 2023」を特集テーマに、82軒のリアルショップを紹介。山口一郎は数年来通う恵比寿のアートブックショップ「POST」を訪れ、店主の中島佑介と語り合う。また橋本愛は蔵前の珈琲とチョコレートのショップと喫茶店「蕪木」を訪問する。
そのほか、「時も国も超える店」では、ライフスタイルや⺠芸を扱う店から、アウトドアショップまで栃木から京都まで11軒を紹介。「店を継ぐ」では、4月末に代官山にオープンする「The Conran Shop Daikanyama」の情報を先取りし、昨年社⻑に就任した中原慎一郎に店づくりについて聞く。コロナ禍以降、増え続ける独立書店について書店のエキスパートが語った対談も掲載。
Book in Bookは「15人の目利きが通う目利きの店」。スタイリスト、アーティスト、建築家、デザイナーなど各界の15人が通う15店とその理由を紹介。さらに紹介された15店の店主や店員が通う店を数珠つなぎ的に紹介する。
【編集担当のコメント】
ミュージシャンの山口一郎さんは〈POST〉の中島佑介さんに、ご自身が創作活動を行うアトリエの書棚の選書を依頼するほど、中島さんの仕事に全幅の信頼を置いているそう。対談では、山口さんが〈POST〉に出会って起こったというアート観や、自身の音楽活動についての心境の変化についても語ってくれました。
取材中の山口さんは、店に入ってから本を買って帰るまで、数時間に渡りアートブックを介して中島さんと喋り通し。店内を回遊し、本を手に取り、めくる度に中島さんから作家や製作背景についての解説が入り、山口さんからは質問が飛び出します。私たちは取材というより、山口さんの信頼する店主とのいつもの買い物風景を目撃し、その光景を今号の指針とすることができました。

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Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?