現代アートを国語・算数・理科・社会など8教科で紹介『ワールド・クラスルーム』展開催

『森美術館開館20周年記念展「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」』が4月19日から六本木・森美術館で開催される。
同展は、学校で習う教科を現代アートの入口とし、見たことのない、知らなかった世界に多様な観点から出会う試み。展覧会のセクションは「国語」「社会」「哲学」「算数」「理科」「音楽」「体育」「総合」に分かれているが、それぞれの作品は複数の科目や領域に通じているという。また同館の企画展としては初めて出展作品約150点の半数以上を森美術館コレクションが占める一方、同展のための新作も披露される。
各セクションの出展アーティストは以下の通り。
国語:ジョセフ・コスース、スーザン・ヒラー、ミヤギフトシ、米田知子、ワン・チンソン、イー・イランら
社会:アイ・ウェイウェイ、森村泰昌、ディン・Q・レ、藤井光、畠山直哉、パーク・マッカーサー、田村友一郎、ク・ミンジャら
哲学:宮島達男、李禹煥、奈良美智ら
算数:マリオ・メルツ、片山真妃、杉本博司、笹本晃ら
理科:ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス、瀬戸桃子、宮永愛子、田島美加ら
音楽:マノン・デ・ブール、アジズ・ハザラ、ヨハンナ・ビリング、マルティーヌ・シムズら
体育:クララ・リデン、クリスチャン・ヤンコフスキーら
総合:ヤン・ヘギュ、ヤコブ・キルケゴール、高山明ら

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