ミッキー・カーチス主演短編映画『運命屋』公開。主題歌は細野晴臣、劇伴はSUGIZO

2023. 08.24

ミッキー・カーチス主演の短編映画『運命屋』が公開される。

1958年に「ロカビリー三人男」としてブームを起こし、同年、映画『結婚のすべて』で俳優デビューしたミッキー・カーチス。ロカビリー歌手、俳優、タレント、音楽プロデューサー、レーサー、華道家、落語家、画家として活動し、今年85歳を迎えた。

ミッキー・カーチスが80代の住処として選んだ北海道・名寄市オールロケ作品となる『運命屋』。元ミュージシャンの老人が人の記憶と命を管理する「運命屋」の女性と出会い、そのまま寿命を全うするか、大切な人の記憶と引き換えに寿命を延ばすかの決断を迫られるというあらすじだ。

2024年に約25分の短編映画として完成予定。同年上旬に名寄市で上映後、全国劇場公開を目指すという。

運命屋の女性役を演じるのは広山詞葉(映像制作団体 Project K)。企画・プロデューサーも務める。脚本・監督は森田と純平。

主題歌は細野晴臣、劇中音楽はSUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN、THE LAST ROCKSTARS)が担当。音楽プロデューサーはミッキー・カーチスが務める。

【ミッキー・カーチスのコメント】
運命なんてのは明日のことだってわからない。
これが俺の最後の作品になるかもしれない。
だからこそ、とにかく楽しい仲間たちと映画を作る。
映画のタイトルは「運命屋」。
そこにも運命を感じてる。

【広山詞葉のコメント】
芸の師匠であり生き方の師匠であるミッキー・カーチスさん。
私も明日の人生のことはわからない。
大好きなミッキーさんの“今”を映画に映したい。
大好きなミッキーさんと“今”お芝居がしたい。
運命は自分で切り開くものだと、この作品を企画致しました。
大先輩方にご教授いただきながら、大切なこの作品を紡ぎます。

【森田と純平監督のコメント】
この作品はずいぶん悩んだ。
脚本の段階でミッキーさんと運命や死について語り合う。
とても深く重い。それでいて、ポップ。
この時作品の「色」が決まった。
きっと今のミッキー・カーチスだから描ける物語。

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