新たに発掘・復元されたフィルムの上映企画『発掘された映画たち2008』

東京国立近代美術館フィルムセンター(東京・銀座)にて、近年新たに発掘・復元されたフィルムの上映企画『発掘された映画たち2008』が開催される。

今回の企画では、現存する中で日本最古のコマ撮りアニメーション作品である『なまくら刀』(1917年)と『浦島太郎』(1918年)のデジタル復元版や、ロサンゼルスの全米日系人博物館から寄贈された入江たか子主演のヒット作『月よりの使者』(1934年)を上映。

映画コレクター安部善重旧蔵のフィルムや、戦後にGHQの民間情報教育局が日本人向けに製作した「CIE映画」など、計28プログラム、総計96本の作品群を見ることができる。

同企画は、1991年から数えて第6回目。文化遺産としての映画の価値を再認識できる場として親しまれている。映画保存機関ならではの作品とともに、日本映画史の欠落部分を埋める各プログラムから映像の歴史を感じることのできる貴重な企画だ。

『発掘された映画たち2008』
2008年4月24日(木)~6月1日(日)
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター(東京・銀座)
料金:一般500円 高校・大学生・シニア300円 小・中学生100円 障害者(付添者は原則1名まで)は無料
休館日:毎週月曜日、5月16日(金)~5月22日(木)

※上映作品はウェブサイトを参照

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