「養老天命反転地」などで知られる美術家の荒川修作が死去、享年73歳

美術家の荒川修作が、5月19日にニューヨーク市内の病院で死去したことがわかった。享年73歳。

荒川は1936年、名古屋市生まれ。日本の前衛芸術グループ「ネオ・ダダイズム・オルガナイザー」のメンバーとして活動後、棺桶に入ったオブジェ作品、画面に図形や文字などを描き込んだ「図形絵画」と呼ばれる一連の作品を制作。「死なないために」をテーマに、芸術、哲学、科学を縦横無尽に横断する特異な活動で知られていた。また、岐阜のテーマパーク「養老天命反転地」や、三鷹の「三鷹天命反転住宅」など、大規模な建築作品をパートナーで詩人のマドリン・ギンズと手がけている。

なお、6月27日まで大阪の国立国際美術館では荒川修作の初期の立体作品を集めた展覧会『死なないための葬送』が開催中。

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