第143回芥川賞は赤染晶子『乙女の密告』、直木賞は中島京子作品に決定

日本文学振興会が主催する第143回芥川賞・直木賞の選考委員会が本日7月15日に東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞に赤染晶子の『乙女の密告』(新潮6月号)、直木賞には中島京子の『小さいおうち』(文藝春秋)が選ばれた。

赤染晶子は1974年生まれの作家。2004年には『初子さん』で第99回文學界新人賞受賞しており、その後『まっ茶小路旅行店』『花嫁おこし』『うつつ・うつら』などを発表。1964年生まれの中島京子は、2003年に『FUTON』で小説化デビュー。これまでに『イトウの恋』『ツアー1989』『冠・婚・葬・祭』『女中譚』などを発表している。

贈呈式は8月20日に東京・丸の内の東京会館で開催。式では正賞の時計と副賞100万円がそれぞれ贈られる。

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