イメージが漂流する空間とサンプリングの世界、榎本耕一個展『椰子の実ドン故郷無し』

現代美術作家・榎本耕一の個展『椰子の実ドン故郷無し』が、東京・馬喰町のギャラリーtaimatzで 3月31日まで開催されている。

1977年生まれの榎本は、世界を「イメージの漂流する空間」として捉えながら、そこからサンプリングしたイメージに自ら作りだしたキャラクターを加え、世界を解釈する作品を生み出している。これまでにパリ日本文化会館でのグループ展や『福武ハウス in 越後妻有アートトリエンナーレ 2006』などに参加しており、出身地である大阪で活動中だ。

『椰子の実ドン故郷無し』では、未発表の大作『回転式処刑台 リジョイスの争鳴』を含む新作ペインティング6点と立体を展示。呪術的な緊張感をはらみながらも、日本的な装飾的志向をも感じさせる作品と出会うことができそうだ。

なお、榎本は東京・上野の森美術館で3月30日まで開催中の『VOCA展2012』に作品を出展中。また、カルチャーオンラインストア「CINRA.STORE」では榎本の作品を用いたオリジナルのiPhoneケースも販売中だ。

榎本耕一
『椰子の実ドン故郷無し』

2012年3月9日(金)~3月31日(土)
会場:東京都 馬喰町 taimatz
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料

現代美術の展望
『VOCA展2012 ―新しい平面の作家たち―』

2012年3月15日(木)~3月30日(金)
会場:東京都 上野の森美術館
時間:10:00~17:00(入場は閉館30分前まで、木・金・土曜は10:00~18:00)
料金:一般・大学生500円 高校生以下無料

(画像上:榎本耕一『旋回式処刑台 リジョイスの争鳴』 2011 oil on canvas 227.3 x 181.8 cm ©Koichi Enomoto Courtesy of Taimatz、画像中:榎本耕一『電撃氏』 2011 oil on canvas 227.0 x 363.6 cm ©Koichi Enomoto Courtesy of Taimatz 撮影 ©上野則宏、画像下:榎本耕一 iPhoneケース「Manga BOM」)

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