映画『猿楽町で会いましょう』の製作が決定。6月17日からクランクインする。
『第2回「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」』グランプリを受賞した同名作品を映画化する同作は、駆け出しのフォトグラファー・小山田と読者モデル・ユカの物語を描く作品。ユカに惹かれた小山田は、彼女を被写体に作品を撮り始め、やがて交際するようになるが、ユカの元恋人の存在を知ったことで次第に彼女の言動を疑い出すというあらすじだ。
『未完成映画予告編大賞 MI-CAN』は、ある地域を舞台にした「3分以内の予告編映像」で審査を行ない、クリエイターの発掘・育成を目指すプロジェクト。堤幸彦や大根仁らを擁する映像制作会社オフィスクレッシェンドが主催している。
主人公の小山田役をドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』『おっさんずラブ』の金子大地、ユカ役を映画『イソップの思うツボ』に出演する石川瑠華が演じる。『猿楽町で会いましょう』が初の商業監督映画となる児山隆がメガホンを取り、渋谷悠と共に脚本を手掛けた。
金子大地は「予告編を観たとき、石川さん演じるユカに惹きこまれて、物語がますます気になりました。また、脚本を読んだときは、恋愛をしたような気分と、怒りと、何かもどかしい感情が生まれました。この作品に参加できることが凄く嬉しいです」とコメント。石川は「当時たくさん支えてくださった監督、スタッフの方々と再会でき、こうして『猿楽町で会いましょう』を映画化できることが本当に嬉しいです。私の役は嘘ばかりつく女の子。そんな彼女と今作品を通して、真正面からぶつかりたいと思っています」と意気込みを語っている。
児山隆監督は「素晴らしい(本当に)スタッフの皆さんに、最高な(とんでもなく)キャストが集まりました。この最高なメンバーと一緒に面白い映画をつくりに行ってきます」、また神康幸(オフィスクレッシェンド)は「脚本を読んでいると、ヒリヒリとイタイ。だけど、今のシブヤのリアルが、そこにある。金子さんと石川さん。願ってもないキャスト布陣の凄まじい演技バトルが体験できそうだ。そして、児山監督の映像マジックに酔いしれていただきたい」と述べている。
金子大地のコメント
『猿楽町で会いましょう』の予告編を観たとき、石川さん演じるユカに惹きこまれて、物語がますます気になりました。また、脚本を読んだときは、恋愛をしたような気分と、怒りと、何かもどかしい感情が生まれました。この作品に参加できることが凄く嬉しいです。3分間の予告から生まれたこの作品がどう大きくなっていくのか、その過程を小山田という役を通して見れることが僕自身とても楽しみです。
石川瑠華のコメント
予告編『猿楽町で会いましょう』は、私の初めての映像の現場でした。当時たくさん支えてくださった監督、スタッフの方々と再会でき、こうして『猿楽町で会いましょう』を映画化できることが本当に嬉しいです。私の役は嘘ばかりつく女の子。そんな彼女と今作品を通して、真正面からぶつかりたいと思っています。力強いキャストの方々も加わり、撮影が楽しみです。最後まで児山監督を信じて頑張りたいと思います。
児山隆監督のコメント
僕はわりと映画が好きでよく映画を観に行くんですが、そんな僕が「観たい!」という映画にどうやらなりそうです。素晴らしい(本当に)スタッフの皆さんに、最高な(とんでもなく)キャストが集まりました。この最高なメンバーと一緒に面白い映画をつくりに行ってきます。
神康幸(オフィスクレッシェンド)のコメント
3分の「未完成予告編」から、とんでもない作品が産声を上げようとしている。脚本を読んでいると、ヒリヒリとイタイ。だけど、今のシブヤのリアルが、そこにある。金子さんと石川さん。願ってもないキャスト布陣の凄まじい演技バトルが体験できそうだ。そして、児山監督の映像マジックに酔いしれていただきたい。
- 作品情報
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『猿楽町で会いましょう』
監督:児山隆 脚本:児山隆、渋谷悠 出演: 金子大地 石川瑠華 配給:エレファントハウス
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?