『攻殻機動隊』全アニメシリーズを横断する大規模展が2026年1月30日から虎ノ門ヒルズで開催

『攻殻機動隊展 Ghost and the Shell』が2026年1月30日から虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F TOKYO NODE GALLERY A/B/Cで開催される。

同展は、1989年の士郎正宗による原作を起点に、1995年公開の劇場版『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』以降、歴代作品のアニメーション制作を担当してきたProduction I.Gと、2026年放送予定の新作アニメを担当するサイエンスSARUの全面協力のもと、アニメシリーズの全作品を網羅し、30年にわたる『攻殻機動隊』の歴史を横断的に体験できる大規模展覧会。

押井守監督、神山健治監督、黄瀬和哉監督、荒牧伸志監督ら歴代監督陣が手がけた各作品に加え、新作アニメに関連する作品も展示予定。各作品の持つテーマや世界観を比較しながら鑑賞することができるという。

会場では原画、設定資料、絵コンテなど未公開資料を含む600点以上の資料を公開するほか、没入型インスタレーション、インタラクティブな体験型展示を展開予定。各監督の視点からシリーズのストーリーを読み解くインタビュー映像も上映される。

会期中には『攻殻機動隊』に影響を受けたアーティストやクリエイターとの共創によるインスタレーション展示も展開予定。オリジナルグッズも販売される。

チケットは2025年秋頃発売予定。詳細はオフィシャルサイトを確認しよう。

なお本日、サイエンスSARU制作による新作テレビアニメーション『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』特報第2弾も公開された。こちらもあわせてチェックしてみよう。

【押井守監督のコメント】
ゴーストとシェル。その関係はゴーストの中にシェルがある、それが「Ghost in the Shell」だと思う。ゴーストは人に限らず、人形にも植物にも宿る。何か調和のとれた、穏やかなもの。囁いてくるもの、風のように。
この系列作品の共通点は、未来的なビジョンである。原作漫画の世界観に基づき、各々の監督が作品を描いてきたが、どれも士郎正宗のポリシーを一歩も離れていない。離れられないのだ。だからこそ全てスピンオフとも言え、それがこの作品の良さでもある。
その展覧会が横断的というからには、サブカルとして順不同な入口があるべきだと思う。アニメはもちろん、原作漫画も実写も含めて視野に入れてほしい。それでこそ初めて横断的展覧会になる、と私は思う。



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