峯田和伸×若葉竜也W主演『ストリート・キングダム　自分の音を鳴らせ。』特報＆キャラ写真到着

映画『ストリート・キングダム　自分の音を鳴らせ。』が2026年3月27日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。特報、ティザービジュアルが到着した。

田口トモロヲにとって、『ピースオブケイク』以来約10年ぶりの監督作となる同作は、地引雄一の原作『ストリート・キングダム』をもとに、Sex Pistolsが解散した1978年頃、自分たちの音楽を自分たちの手で届けようとした若者たちの間で巻き起こったムーブメント「東京ロッカーズ」を描いた作品。脚本を宮藤官九郎が手がける。

峯田和伸（銀杏BOYZ）と、若葉竜也がダブル主演を務め、峯田はバンドたちのカメラマン兼マネージャーとなるユーイチ役、若葉は「東京ロッカーズ」の中心的バンド「TOKAGE」のリーダー兼ボーカルのモモ（モデルは「リザード」のモモヨ）役を演じる。

特報は、同作の原作者でありカメラマンとしてこのムーブメントにかかわり、やがて自らも東京のインディーズシーンの当事者となっていった地引雄一がフィルムにおさめたスチール群からスタート。主演の峯田と若葉を中心に、吉岡里帆や仲野太賀、間宮祥太朗、中島セナ、大森南朋、中村獅童らミュージシャンを演じるキャスト陣が「自分の音」をかき鳴らす様子が映し出される。

吉岡里帆は「ロボトメイア」のベース・サチ（モデルは「ZELDA」の小嶋さちほ）役、仲野太賀は「解剖室」のボーカル・未知ヲ（モデルは「ザ・スターリン」の遠藤ミチロウ）役、間宮祥太朗は「軋轢」のボーカル＆ベース・DEEP（モデルは「フリクション」のレック）役、中島セナは「ロボトメイア」のボーカル・加世子（モデルは「ZELDA」の高橋佐代子）役、大森南朋はS-TORA（モデルは「東京ロッカーズ」を牽引した音楽プロデューサーのS-KEN）役、中村獅童は「ごくつぶし」のボーカル・ヒロミ（モデルは「じゃがたら」の江戸アケミ）役を演じる。同作におけるバンド名や人名は、リザードをTOKAGE、フリクションを軋轢、S-KENをS-TORAとするなど、リスペクトを込めて実際の名称からマイナーチェンジ。キャストとモデルになった本人を比較するキャラクター写真も公開された。

さらに神野三鈴、浜野謙太、森岡龍、山岸門人、マギー、米村亮太朗、松浦祐也、渡辺大知が「東京ロッカーズ」を取り巻く人物を演じることも発表された。

地引雄一は「目の前で繰り広げられる熱狂的なライブ・シーンを見ていると、記憶の中の40数年前の光景が甦り、ひとつに重なって、今自分がいつの時代にいるのかわからなくなってしまった。そこに集まる誰もが「東京ロッカーズ」だったあの時代の空気がここにある」とコメント。